パラオにやってきました。「世界一の親日国」は本当なのか?

「世界一の親日国」とも呼ばれるパラオ。美しい海のイメージが強いこの国には、日本統治や太平洋戦争の歴史もあります。なぜ今回パラオを取材することになったのか。そして、現地で何を伝えたいのか。今回は、取材の経緯やその狙いについて書いてみました。
原貫太 2026.10.27
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皆さん、こんにちは。原貫太です。

太平洋に浮かぶ島国・パラオに滞在し、各地を取材しています。

普段はアフリカや中東に足を運ぶことが多い私ですが、今回は久しぶりの太平洋島しょ国。南国の気持ちのいい風に吹かれながら、この記事を書いています。

パラオのコロール島とバベルダオブ島を結ぶ日本・パラオ友好の橋の前にて

パラオのコロール島とバベルダオブ島を結ぶ日本・パラオ友好の橋の前にて

実は、今回のパラオ取材につながったのは、以前制作したツバルの動画でした。

ツバルは、海面上昇など気候変動の影響が懸念されている太平洋の島国です。私は以前、現地を訪れて気候変動の問題などを取材し、YouTubeで動画を公開しました。

その動画を評価してくださった方からの紹介をきっかけに、パラオ政府観光局から取材のお声がけをいただいたのです。

皆さんは「パラオ」と聞いて、どんな国を思い浮かべるでしょうか。

美しい海、サンゴ礁、ダイビング。日本では、南国のリゾート地として知られていると思います。

一方で、パラオは「世界一の親日国」と紹介されることもあります。皆さんも、そんな話を聞いたことがあるかもしれません。

しかし、なぜパラオはそれほど日本に親しみを持つ国だと言われているのでしょうか。そもそも「世界一」というのは、何を根拠にした言葉なのでしょうか。

日本とパラオには、深い歴史的なつながりがあります。かつてパラオは日本の統治下にあり、太平洋戦争では激しい戦闘の舞台にもなりました。もしかしたら、映画『ペリリュー -楽園のゲルニカ-』をご覧になった方もいるかもしれません。

また、豊かな自然に恵まれている一方で、気候変動や廃棄物の処理など、さまざまな環境問題にも直面しています。

今回の取材では、そんなパラオを単なる観光地としてではなく、歴史や文化、社会について学べる国として紹介したいと考えています。

「世界一の親日国」というイメージは、どこから生まれたのか。その背景には、どんな歴史があるのか。そして、実際に現地の人たちは日本のことをどう思っているのか。

こうした疑問を確かめるために、私はどんな場所を訪れ、何を取材しようとしているのか。

昨日、パラオ取材1本目の動画を完成させ、YouTubeで公開しました。

ここからは、動画の制作で大切にした考え方や、今回取り上げている取材テーマについて、もう少し詳しく書いてみたいと思います。

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