元子ども兵たちが教えてくれた「それでも生きる」ということ

どうも皆さんこんにちは、原貫太です。先月、ウガンダ北部で取材した「元子ども兵」に関するインタビュー全5本を公開し終えました。映像を編集し、彼らの声と何度も向き合う中で、その「命の力強さ」に改めて圧倒されました。そこで受け取ったのは、悲惨な過去という枠を超えた、絶望の淵を生き抜く「生きる力」です。動画だけでは伝えきれなかった私の思いも綴りました。ぜひ、最後までお読みください。
原 貫太 2026.08.08
読者限定

今年4月、ウガンダ北部で「元子ども兵」の方々を取材し、インタビュー全5本の動画として公開しました。

1980年代から続くLRA紛争では、反政府武装勢力LRA(神の抵抗軍)が数万人規模の子どもたちを誘拐し、兵士として戦場で戦わせてきました。そしてこの問題は、決して終わった「過去の歴史」ではなく、武装勢力が活動拠点を周辺国へ移した現在も続いています。

私はこの10年間、動画での発信や全国での講演などを通じて、多くの方々に「子ども兵」についてお話してきました。そもそもなぜ、私はこの問題を伝えるようになったのか。 それには、約10年前の自分の原点があります。

10年前、初めて受け取ったバトン

この記事は無料で続きを読めます

続きは、5401文字あります。
  • 説明できることと、一人の人生を知ることは違う
  • なぜ、いま改めて取材したのか
  • 運命を受け入れ、何としてでも生き延びる
  • 「私の姿を見ればわかるでしょう」
  • 悲惨さだけでは終わらせない

すでに登録された方はこちら

読者限定
8月15日。「戦後」を「戦前」にしないために——イラクで見た 括弧付き...
読者限定
「一度壊れたら、二度と取り戻せない」。アフリカの伝統と開発のはざまで、...
読者限定
立派な「原動力」なんてなくていい。迷いながら動き続けた先に見えてくるも...
読者限定
国連が今、前代未聞の危機に瀕しています。
読者限定
登録者40万人になって気づいた、YouTubeの可能性と、その先にある...
読者限定
「私たちの寄付は中抜きされている」は真実なのか?
読者限定
(後編)なぜアフリカはいつまでも貧しいのか?データと現場から見る「5つ...
読者限定
(前編)なぜアフリカはいつまでも貧しいのか?発展を大きく阻む「歴史・資...